お金を借りられる場所を厳選|今すぐ借りるための選び方や注意点などを解説

お金を借りようと思った時に、初めてだと「どこで借りればいいのか」と悩んでしまいますよね。なんとなく消費者金融のような場所でお金を借りるのはこわい…という方も多いのではないでしょうか。

たくさんある場所の選択肢の中から、借りる利用目的や借入金額など条件によってお金を借りるのに最適な場所を選択する必要があります。

ここではお金を借りる前に知っておきたい借入場所それぞれの情報について解説していきます。

目次

おすすめはどこの場所?借りられる場所・方法とそれぞれの特徴

おすすめはどこ?お金を借りられる場所・方法とそれぞれの特徴

お金が必要になったときにまず考えるのが、どこからお金を借りようか?ということですよね。
お金を貸してくれる金融機関はたくさんあります。また金融業者以外にもお金を貸してくれる人は考えられます。

まず、お金を借りることができそうな場所や相手など、考えられるものを挙げてみましょう。

  • 国や地方自治体などの公的機関
  • 銀行や信用金庫
  • 消費者金融
  • クレジットカード会社
  • 親、兄弟、親戚
  • 友人、同僚
  • 勤務先の会社

お金を借りることができそうな場所は、ざっと考えてみてもいろいろありますね。
大きく分けると個人から借りるか金融機関から借りるかという感じになります。

それぞれの特徴をまとめてみましょう。

借りる場所特徴
国や地方自治体などの公的機関低金利で借りられる。審査が厳しい。融資に数週間かかる。
銀行や信用金庫比較的低金利で借りられる。審査が厳しい。融資に数日~2週間がかかる。
消費者金融金利は高い即日融資可。公的機関・銀行に比べ審査は厳しくない。「30日間無利息サービス」などもある。
クレジットカード会社キャッシング枠を持っていればコンビニATM即日融資可。金利は高い
親、兄弟、親戚利息や返済期限が甘い場合が多いが、トラブルになりやすい。高額の場合は贈与税がかかる
友人、同僚利息や返済期限が甘い場合が多いが、トラブルになりやすい。
勤務先の会社低金利で借りられる。融資に数週間かかる。

お金を借りる場所を決める前に先に考えなければならないのは、「何のためにいくら必要なのか」ということです。
なぜなら、1万円必要な場合と100万円必要な場合ではまったく状況が異なるため、お金を借りるのに最適な場所が変わってくるからです。

まずは必要な額と使用目的をはっきりしましょう

いくら必要かで借入の場所を考える

いくらお金が必要かで借りる場所を考える

数万円借りたい場合の場所

お金を借りる目的として一番多いのが「生活費の補填」。多くの人が、次の給料日までに数万円借りたいというケースだと思います。

数万円であれば、銀行でも消費者金融でも金利はあまり差がなく、お金を借りる最適な場所としてはあまり変わりません。

即日5万円借りるおすすめの方法

しかし、借りる金額が1万円未満など少額の場合は、親や親戚、兄弟などからお金を借りるか、友人や同僚から借りる方法でも良いでしょう。

なぜなら、金融機関の最低借入金額は1,000円からとなっている場所もありますが、審査によって与えられる最高限度額は、最低でも10万円からになります。
つまり「10万円貸し付けても返せる見込みがある」という信用度がないと、数千円を借りることもできないのです。

1万円借りる時のおすすめの方法

ちなみに、30日以内に全額返済できる見込みのある人は、「30日間無利息サービス」を実施している消費者金融のカードローンがおすすめです。30日以内に完済すれば利息はゼロ円です。

安心して無利息でお金を借りる方法

10万~50万円借りたい場合の場所

借入希望金額が10万円を超え50万円以下の場合は、銀行系カードローンか消費者金融、またはクレジットカードのキャッシングを利用するのが良いでしょう。50万円までの融資なら消費者金融で収入証明なしで融資が可能です。

また、クレジットカードのキャッシングなら、キャッシング利用枠の範囲内ですぐにお金を借りることもできます。一括返済が無理ならリボ払いにできることもクレジットカードの利点ですが、借入金利は年18.0%と高くなるため注意してください。

30万円借りるならどこで借りる?

50万円以上借りたい場合の場所

50万以上の借入となると、源泉証明や過去数ヶ月分の給与明細などの収入証明の提示が必要になる場合も多く、気軽に借入ができなくなってきます。

50万円以上必要という場合は、銀行系カードローンがおすすめです。なぜなら消費者金融の場合、総量規制の対象になるので年収の1/3以上の借入は不可能であり、始めの借入限度額が30万円以下になることが多いからです。

もし無職ならば、公的な貸付で失業者や低所得者の為の自立支援を目的とした「生活福祉資金制度」の中に一時生活再建費というものがあります。
最高60万円まで借入可能ですが、貸付の対象者が「失業などで生活が一時的に困難な人」になっています。

生活保護の一歩手前のセーフティーネットとして位置づけられている資金制度と考えましょう。

国や公的機関というような場所から借りられる方法も!

お金を借りる手段は、銀行系・消費者金融系カードローンやクレジットカードだけではありません。国や公的機関からの貸付制度と給付金制度についてご紹介します。

国・公的機関からの貸付制度

総合支援資金貸付制度

総合支援資金貸付制度は、生活が困窮する世帯に向けて生活費の貸付とともに相談による支援を行う制度です。

日本政策金融公庫の融資制度

日本政策金融公庫の融資制度は、企業・個人を対象とする貸付制度として成り立っています。

年金担保貸付制度【令和4年3月末で申込受付終了】

年金担保貸付制度の対象となる年齢は65歳以上で、お金に困っている人です。年金受給者のみが利用可能な貸付制度です。

年金担保貸付制度は、令和4年3月末で申込受付を終了しました。

引用元:厚生労働省「年金担保貸付制度終了のご案内」
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度は、おもに母子家庭の教育費・生活費・事業資金・住宅資金について都道府県が支援する制度として成り立っています。資金の種類・内容・借入限度額・返済期間などは、都道府県ごとにさまざまな違いがあります。

求職者支援制度(職業訓練受講給付金)

求職者支援制度は、現在仕事に就いていない人で就業・再就職する意志がある人を対象とする給付金制度です。この制度を利用すると、職業訓練を受けるとともに生活費の支援も受けられます。

国・公的機関の給付金制度

失業保険

雇用保険の加入者が自己都合または勤務先の会社の一方的な都合で失業した場合に、一定期間の給付が受けられます。ただし、自己退職の場合は、失業保険の給付を受けるまでに3ヶ月かかります。

生活保護

生活保護は、厳密には一世帯で住民税が課税されない低所得者が対象となります。生活保護を受けることによって、家賃・生活費・医療費などの負担が軽減されます。
生活福祉資金制度とは?

借りる目的で考えて借入れ場所を決める

借りる目的で考える

自動車ローン、教育ローン、住宅ローンでお金を借りる

自動車を購入する、子供の教育に必要なお金を借りる、など使用目的がはっきりしていて、まとまった高額なお金が必要な時は、それぞれに合った専用のローンを活用するのがおすすめです。

各種ローンについて詳しく見る

また、住宅を購入するため住宅ローンでお金を借りる場所は、銀行を含めた金融機関かフラット35で有名な住宅金融支援機構がおすすめです。

学生なら大学に行くために奨学金を借りたり、子供の教育資金のために国の教育ローンなどで借りることも出来ます。

奨学金について詳しく見る

リフォームローンやブライダルローンでお金を借りる

その他にリフォームローンやブライダルローンなどであれば、借入先は金利が低めの銀行や勤務先の従業員貸付制度がおすすめです。

従業員貸付制度は会社から前給という形ではなく、お金を借りる制度ですが、そういった制度があることはなかなか知られていません。
目的がしっかりしたもので、かつそこまで高額な借入でなければ、金利も安い会社の貸付制度を活用してみましょう。

事業の資金でお金を借りる

企業が運転資金や設備投資などの事業資金を必要とする場合、銀行や信用金庫などから借りるのがおすすめです。

法人であれば決算書を提出し、個人事業主であれば確定申告を提出します。
そのうえで、企業の業績によって審査の可否が決まります。審査に通過すれば、最大数千万円の融資を受けることができます。

生活費や遊びのためにお金を借りる

生活費や遊びに使うお金ということであれば、消費者金融か銀行系カードローンがおすすめです。
カードローン利用者の多くが、生活費や遊興費としてお金を借りています。

審査が最短30分、即日融資のカードローンもありますので、すぐにお金を借りたい場合でも大丈夫です。

大手消費者金融のプロミス、アコム、アイフルであれば、審査時間が早く土日でも即日融資が可能です。
また、少額ならば早めに返済する見込みも立てられると思いますので、「30日間無利息サービス」も利用できます。

少額のお金を借りる方法を詳しく見る

状況に合わせて考えて借入れ場所を決める

状況に合わせて考える

スピードを優先する(即日、急ぎで借りたい場合)

1.クレジットカードのキャッシング枠の利用
2.アコム、プロミスなどの消費者金融のキャッシング
3.三井住友銀行カードローンなどの銀行系カードローン(※即日融資はできません)

緊急!即日お金を借りる方法を詳しく見る

時間がかかっても金利を優先する(返済の負担を減らしたい場合)

1.公的融資(市役所、ろうきん)
2.会社の貸付制度
3.三井住友銀行カードローンなどの銀行系カードローン

お金を借りる場所は目的や金額、状況によっても様々ですが、返済プランを明確に、そして自分の生活に合ったお金の借入先を探すことが大切だということを覚えておきましょう。

まとめ

まとめ

お金を借りる場所は国・銀行・消費者金融・親・友人・会社など様々

それぞれに、金利や融資までの必要時間、トラブルの有無など、差がある。

いくらお金が必要かを考えること

数万円~数千万円まで、いくらお金を借りるのかでお金を借りるための最適な場所は変わる。
少額の場合は消費者金融、高額な場合は銀行がおすすめ。

どのような目的でお金を借りるのかを考えること

生活費から住宅・車の購入、事業の資金など、目的によってお金を借りるための最適な場所は違う。住宅・車など高額な融資の場合は、銀行やろうきんがおすすめ。

お金を借りるときの状況でも借りる場所は変わる

即日借りる必要があるならクレジットカードのキャッシング枠、多少余裕があるなら公的機関での融資がおすすめ。

監修者(ファイナンシャルプランナー)からのアドバイス

監修者(ファイナンシャルプランナー)からのアドバイス
  • お金を借りる際の金利は重要な判断材料です。
    例えば、給料日前に少額の急な借入の必要が出た場合、クレジットカードのキャッシング利用時、最高で金利年18.0%の利息が生じます。返済日はクレジットカード会社にもよりますが、利用から1ヶ月以上後になるケースもあります。このような場合、「30日間無利息サービス」を実施する消費者金融カードローンが便利です。給料日後に上記サービス期間内に返済すれば無利息で借入が可能です。

田中晃氏の詳細はこちら

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